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高血圧について

最近の診断基準では、上は140mmHg、下は90mmHg以上(家庭血圧ではそれぞれ135mmHg、85mmHg)を高血圧とすることが決められ、さらに正常な血圧とは上で130mmHgかつ下は85mmHg未満(家庭血圧ではそれぞれ125mmHg、80mmHg)とされています。血圧の測定の仕方も重要で、なるべく同じ状態や条件にするため朝は起床後1時間以内に排尿をすませ朝食や服薬の前に測定し、夜は食事や入浴直後は避け、就寝前に測定するのがよいと考えられています。

現在国内には約4000万人もの高血圧の方がいらっしゃいます。それでは、何故血圧が高いといけないのでしょうか?それは、動脈硬化を進めることにより脳卒中や心筋梗塞などの心血管病変の発症、進行のリスクを高めてしまうからです。年齢によって多少差がありますが、血圧が高ければ高いほど心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患で死亡する率がぐんと高くなることがわかっています。また心臓というポンプにも負担がかかるため、重症になると心臓の力自体を弱めてしまう原因になることもあります。

血圧が高くなる理由としては遺伝的なものもありますが、塩分のとりすぎや、肥満、過度の飲酒、喫煙、運動不足、ストレスなど様々なものがあります。

 血圧を下げる方法として、まず降圧薬の内服を思い浮かべる方も多いと思いますが、ご自身で改善できることも少なくありません。まず何といっても毎日血圧測定をきちんと行い、自分の血圧を把握することが重要になります。白衣高血圧といって医療機関に受診した時のみ緊張などで血圧が上昇し家庭では正常の方はすぐに服薬する必要はありません。一方、仮面高血圧といって医療機関では正常血圧ですが家庭血圧が高いといったパターンの方もいらっしゃいます。このような方は家庭での血圧を測定しないと高血圧の診断に至らない可能性もあります。

食生活では塩分を控えることが重要であり、1日6g未満の接取が理想的とされています。塩分の多い食事として代表的なものは、みそ汁、漬物、梅干し、ちくわ、かまぼこなどの練り製品、ハム・ソーセージ、ラーメン・うどん、せんべい・おかき・ポテトチップスなどがあげられ、また醤油も塩分を多く含んでいます。最初は塩分1日6gをイメージしにくいと思いますので、まずこれらの塩分の多い食事を控えることから始めることが勧められます。

運動を行うこともストレス軽減、血圧を下げるホルモンの分泌を促し血圧降下作用があり、ウオーキングのような適度な有酸素運動が効果的と言われています。