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大腸がんについて

大腸ガンは症状がでにくい癌のひとつです。
良性のポリープから発育して癌化するものが多いため、早い段階で治療をおこなうのが理想的です。
進行癌のスクリーニングとして今のところもっとも簡便なチェック法は便潜血検査です。進行癌があった場合にはおよそ9割の確率で見つける事ができます。病気が小さい場合には全く症状がない事がほとんどです。

この検査でひっかかった場合には原則は大腸カメラによる精査をおこなってください。

病気が進行して大きくなると次のような症状がでることがあります。

  • 血便
  • 便通異常 便が細い 下痢 軟便
  • 腹痛
  • 腹部のしこり
  • 体重減少  食思不振 低栄養

さらに進むと
・腸閉塞症状で吐いたり食べられなくことがあります。
また大腸癌は肝臓への転移が多いため、転移による肝障害や黄疸などで初めて気がつくケースも稀ではありません。

注意
よく聴く血便の症状ですが直腸や肛門により近い場所にある病変ほど多くみられる傾向にあります。痔の出血のような鮮血ではなく赤黒いものが便に混在して出てくる事があります。逆に離れている部位のものは進行していても血便はまったくみられません。症状が無いから大丈夫とは言えないのです。

腹部のしこりは自分ではなかなか気が付きにくくお腹の診察で医師が触れて初めて病気が発見されることもあるくらいです。

閉塞症状もなかなか出ません。

大腸は消化された液状の便から水を吸収し便を作る臓器です。特に右側の大腸では便がまだ液状のため通過障害を来しにくいため症状が出難く発見が遅れることもしばしばです。

癌は早期発見早期治療が大切です。
健康診断や人間ドッグでの検便検査を是非活用しましょう。

大腸がん写真
ほぼ全周性のガンにより狭窄しています。
ガンが出来る部位によってはこのような狭窄が
あっても通過障害や便秘の症状が出るとは限りません。